てぃーだブログ › フラワー&カフェ ライブ空間てんてん › 琉球古典音楽 › 第56回てんてん金曜公演 予備知識

第56回てんてん金曜公演 予備知識

2009年09月23日

Posted by tenten34 at 15:04 │Comments( 0 ) 琉球古典音楽
来る9月25日(金)午後7時30分首里山川町のライブ空間「てんてん」で「ネーヰと次第下げとユルシとは」と題し、ライブがある。今回は世礼工工四の再考で「ネーヰ」「次第下げ」「ユルシ」について、解説するので前知識として各会派の定義を列記しておこう。

ネーヰとは

声を前に稍下方に突出する姿勢で稍下気味の音を持続するののである。その後では多く次第下げがくるが、場合によってはネーヰ下部で音高を降ろす事もある。世礼

声を出しつつ稍前方に頭を突き出す。協会

次第下げに似た所があるが発声法が異なる。即ち、顎を稍々前方に出すようにして下げる。次第下げとネーヰは曲によって程度の差がある。保存会

尺・・・上で表す。上吟尺発声しながら顎を前方へのめり出し、鶏が鳴く時の格好をして上の約1/4拍手前で尺の崩れ音を出して下吟上に移る。祖慶


次第下げとは

上体を次第に下へ落とす。次第上げに準ずる、世礼
   (次第上げには種々あって姿勢は次第に上げる姿勢であるが、音高は尺…工ならば、尺の上音を持続し、最後に工の上音に上げる。即ち尺…尺工である。次第上げ、次第下げの名称は発声法である)

上体を次第に下方に継続的に沈める。 協会

四…老、四の上吟から次第に下げて老の下吟に移る。 保存会

尺…上で説明する。上体を下げながら上の1/4拍手前で尺の尺の崩音を出して下吟上にする。

第56回てんてん金曜公演 予備知識



















上のパワーポインターで図示解説しライブする。多くの来場をお待ちする。 
ライブ空間「てんてん」主宰山内秀吉



同じカテゴリー(琉球古典音楽)の記事
二人会
二人会(2018-09-10 08:42)

二人会
二人会(2018-09-10 08:42)

二人会
二人会(2018-09-08 10:40)

二人会
二人会(2018-09-08 10:30)

二人会
二人会(2018-09-08 09:59)

北部支部合同祝賀会
北部支部合同祝賀会(2017-08-07 10:31)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。