11.20(金)首里山川町のライブ空間「てんてん」で第64回目の金曜ライブがあった。
琉球音楽とは、声明(しょうみょう)とはをパワーポインターで解説後、仲間節(山内)、仲村渠節(上條)、赤田風節(山内)で開幕した。引き続き湛水流の作田節を古典音楽の起源を湛水親方幸地賢忠から細かく説明、湛水流の特徴を当流と比較しながら説明・・・演奏。
「十七八節と声明」では天台宗泉養寺住職・声明家の海老原廣伸師の解説後の共演。琉球古典音楽家達のすべての方達に聴いてもらいたかった。十七八節が仏教歌(声明)からの転化であることが実感できたはず。









ライブ終了後は1Fで談義盛り上がる。スナップで紹介しよう。









今日は第64回目のライブ空間「てんてん」のスペシャルなライブを催すことができ感無量です。こんなすばらしいことができることを古典音楽関係者の多くの方に聴かすため御案内いたしましたが・・・で残念ですが、常に今がスタートでありますので良い音楽が発信できるように頑張りたいと思います。では、ここで自己紹介を兼ねながら今日のコラボ等について一言コメントを貰いたいと思います。
今日のライブをやってくれました山内さん、上條さん、海老原先生ご苦労さんでありました。先日、国立劇場おきなわで「十七八節と声明」の共演を聴く機会があって今日のコラボがどのようになるか興味がありきました。先日は天下の国立での催しであるにもかかわらず共演において十七八節の途中で声明が終わるなど、十七八節と声明の関わりが認識できなかったが、今回の山内先生の十七八節と海老原先生の声明のコラボを聴き、十七八節が声明から転化した音楽であることを実感しました。ただ、坊さんの鍛えられた声に歌三線が押さえられていた部分はありましたが、先日の国立に比べ感動ものでした。
こんばんは、声明と十七八節の共演を聴くのは今日で二度目です。国立での共演は坊さんが4,5名、三線は一人でバランスがとれなかったというのが実感でした。今日は声明諸天讃が今日来て初めて共演したのにピッタリあっていることにびっくりしました。先生方どうしですからピッタリあって当然かとも思いますが、古典音楽と声明の関係が同一音楽であるということを実感しました。ただ多くの方に聴かしたっかたです。案内したにもかかわらずタクトを振って居られる先生方が来てもらえず残念に思いました。
上里先生と山内先生に湛水流を教えて頂いております。今日はじめて声明を聴かせてもらいましたがどういう具合にお声が出るのかずーと考えておりました。今日は感動しました。
八重山古典と安冨祖流を勉強しておりますが成長しない自分が居ます。今日は声明を聴き命のせんたくでもと来ました。今日のコラボを聴き小空間での音のバランスということには気になりましたが掛け合いという意味に於いてバランスはあったと思います。
声明というものは沖縄とはあまり関係が薄かったのではないでしょうか。私自身、声明と言ってもピンとこないものですから辞書を引いてみましたが永遠と長く書かれており・・・仏教歌とか・・・。今日のコラボが合っているか否かは知りませんが、こういうう新しい試みが新しい文化が生まれるかましれませんし、今後も試みる必要があるのではないでしょうか。
山内先生と同門で勉強して居る者です。声明ということばは知っておりますが、しかも生で聴かしてもらったことは感動ものです。有り難うございました。聴いた感じでは十七八節の曲想とかなり似た感じがあるなと思いました。十七八節は十七願・十八願がベースというのが音楽界では通説ですが。恋歌という学者達も居て困りもんです。
私はライブ空間「てんてん」はコトバということんで勉強できる所と考えております。今日はライブで「ヲゥナイ・ヲゥミナイ」ということばがありましたがそのコトバを求めて来ております。山内先生は今後、ウチナークトゥバは古典音楽にしか残らないのではといっておりますがまさにそうかなと思います。
先日新聞で声明とのコラボがあるということを知りましてこの機会を逃すといけないと思い仕事を放り出して来ました。皆様の話を聞きましてもすごいと感じつつでありすが、今日は心地よく声明・古典音楽が聞き入れた思いです。ありがとうございました。
今日は本当に有り難うございました。素晴らしい場を作って頂いたことと皆様が音韻学のコトバとオトとに関心があられることにびっくりしました。この空間がすごい場所だなと実感しております。再び来ることがあったら良いなと思いつつまたのお招きがあればと思います。
みなさん今日は本当にありがとうございました。私は沖縄三線に関わって40年あまりになりますが常に新しい形での探求が好きでやっております。沖縄の音楽が世界の音楽であるという事を常に訴え証明したいというのが私が考えるであります。十七八節は私達の世界では仏教音楽であるということが持論だと思いますが、先ほどありましたように学者達の恋歌説の解釈もあるようですが・・・。今日声明と一緒に歌ってすごくはもる事実は十七八節が声明からの転化音楽であるということを実感しました。今日は多くの古典音楽関係者に十七八節と声明の共演を聴いて貰いたかったなと・・・?


第65回ライブ空間「てんてん」のお知らせ
首里の地から、三線文化の発信と、人と人の心が触れあい、その和(輪)がさらに広がることを願い 第65回は山内秀吉・上條三枝子が「風を歌う①」と題し、「風」の付く節を中心に楽しむ 。
日 時 2009.11.27(金)19:30
場 所 首里山川町1-7フローリスト花枝2F
電 話 894-7796(山内) 887-4187(上條)
blog http://tententen.ti-da.net/
1 かぎゃで風節
2 昔御前風節(稲まづん節)
3 湛水流 暁節・揚作田節(下・揚)
4 花風節・本花風節・赤田花風節
5 二揚下出仲風節 二揚仲風節
6 白鳥節
琉球音楽とは、声明(しょうみょう)とはをパワーポインターで解説後、仲間節(山内)、仲村渠節(上條)、赤田風節(山内)で開幕した。引き続き湛水流の作田節を古典音楽の起源を湛水親方幸地賢忠から細かく説明、湛水流の特徴を当流と比較しながら説明・・・演奏。
「十七八節と声明」では天台宗泉養寺住職・声明家の海老原廣伸師の解説後の共演。琉球古典音楽家達のすべての方達に聴いてもらいたかった。十七八節が仏教歌(声明)からの転化であることが実感できたはず。
ライブ終了後は1Fで談義盛り上がる。スナップで紹介しよう。
今日は第64回目のライブ空間「てんてん」のスペシャルなライブを催すことができ感無量です。こんなすばらしいことができることを古典音楽関係者の多くの方に聴かすため御案内いたしましたが・・・で残念ですが、常に今がスタートでありますので良い音楽が発信できるように頑張りたいと思います。では、ここで自己紹介を兼ねながら今日のコラボ等について一言コメントを貰いたいと思います。
第65回ライブ空間「てんてん」のお知らせ
首里の地から、三線文化の発信と、人と人の心が触れあい、その和(輪)がさらに広がることを願い 第65回は山内秀吉・上條三枝子が「風を歌う①」と題し、「風」の付く節を中心に楽しむ 。
日 時 2009.11.27(金)19:30
場 所 首里山川町1-7フローリスト花枝2F
電 話 894-7796(山内) 887-4187(上條)
blog http://tententen.ti-da.net/
1 かぎゃで風節
2 昔御前風節(稲まづん節)
3 湛水流 暁節・揚作田節(下・揚)
4 花風節・本花風節・赤田花風節
5 二揚下出仲風節 二揚仲風節
6 白鳥節
この記事へのコメント
いつも面白く拝見させていただいております。
色々な形での新しい試みなどすばらしいと思います。
琉球民謡に比べ古典音楽はとっつきにくいなどの理由から民謡
に人口的には負け気味ですが、曲の構成や思想、情緒については、胸に響く
ような曲もあり、古典音楽をもっと認知してもらうためにも「てんてん」のような
気軽に古典に触れられるお店があるのはとても魅力的だと思います。
ただ「てんてん」へ立地的には行けない人や、どういう風なお店なのかを知ってもらうためにも実際にライブで演奏した動画や音声をこのサイトに掲載することはできないでしょうか??今回の十七八節のコラボなどとても興味がありましたが仕事上の都合で行くことができなく、今後見ることも出来ない可能性もあり残念な気持ちが強く今回コメントをさせていただいたしだいです。
こういった貴重な活動の記録も兼ねていかがでしょうか??
ご検討よろしくお願いいたします。
色々な形での新しい試みなどすばらしいと思います。
琉球民謡に比べ古典音楽はとっつきにくいなどの理由から民謡
に人口的には負け気味ですが、曲の構成や思想、情緒については、胸に響く
ような曲もあり、古典音楽をもっと認知してもらうためにも「てんてん」のような
気軽に古典に触れられるお店があるのはとても魅力的だと思います。
ただ「てんてん」へ立地的には行けない人や、どういう風なお店なのかを知ってもらうためにも実際にライブで演奏した動画や音声をこのサイトに掲載することはできないでしょうか??今回の十七八節のコラボなどとても興味がありましたが仕事上の都合で行くことができなく、今後見ることも出来ない可能性もあり残念な気持ちが強く今回コメントをさせていただいたしだいです。
こういった貴重な活動の記録も兼ねていかがでしょうか??
ご検討よろしくお願いいたします。
Posted by 月桃 at 2009年11月24日 17:05
ご意見有り難うございます。ライブ空間「てんてん」は昨年9月に沖縄初の琉球古典音楽ライブ空間として開設しました。古典音楽はややもするとかたいというイメージが強いようで民謡・島歌に比べ敬遠されがちですがこのような空間があって良いなと思い続けております。私もこの道40年余になりリサイタルという名のもとステージを二、三度持ちましたが金と勇気が非常に必要になります。ステージは1000名だろうが100名だろうが10名だろうが公演は公演で同じ価値が見いだせると考えております。この空間がこのような意味で多くの方の独演会もしくは二人会を企画できればと考えております。
今回の十七八節と声明のコラボは古典音楽の世界で十七八節が仏教歌から転化した音楽であることを実証したかったことの試みでしたが聞いてくれた方の感触ではそれが実感できたようです。今後もいろいろな形で琉球古典音楽が世界の音楽とコラボし、継承発展をと考えております。
今後は演奏した動画や音声をこのサイトに掲載できるように勉強していきたいと思いますのでいろいろとご助言頂けたら幸いです。
今回の十七八節と声明のコラボは古典音楽の世界で十七八節が仏教歌から転化した音楽であることを実証したかったことの試みでしたが聞いてくれた方の感触ではそれが実感できたようです。今後もいろいろな形で琉球古典音楽が世界の音楽とコラボし、継承発展をと考えております。
今後は演奏した動画や音声をこのサイトに掲載できるように勉強していきたいと思いますのでいろいろとご助言頂けたら幸いです。
Posted by ライブ空間「てんてん」
at 2009年11月30日 00:04
