てぃーだブログ › フラワー&カフェ ライブ空間てんてん › 金曜公演 › 第81回てんてんライブの告知

第81回てんてんライブの告知

2010年04月04日

Posted by tenten34 at 10:46 │Comments( 0 ) 金曜公演
第81回ライブ空間「てんてん」金曜公演
古典音楽ライブ
「十四絃箏の魅力」
日時 2010.4.9〔金) 午後7時半
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2F
第81回てんてんライブの告知

第81回てんてんライブの告知

第81回目のてんてんライブは「十四絃箏の魅力」と題して、13年前に考案した楽器〔十四絃箏)が
如何に便利で貴重なものであるかを実演を通して訴えるライブです。
本来の箏の調弦は
①本調子で《かぎゃで風節、伊野波節》等を、二弦を揚げて
②二弦上調子で《花風節、昔節》、更に二弦上げ
③四絃上調子で《瓦屋節、暁節》等、本調子の二弦を下げる
④二弦下調子で《安波節、鷲の鳥節》など。本調子の調弦を全て五度揚げて 
⑤二揚調子を作り《干瀬節、子持節》など、二弦上げて
⑥二揚二弦上調子で《述懐節》、二揚調子の為・七下げて 
⑦二揚二弦下調でげ《トゥバラーマ》など。本調子を四度上げて
⑧三下調子を作り《ナークニー》などと
実に8種類の調弦があり、一人で全ての節歌を伴奏するには箏を二面、三面準備するか五、六分の時間をかけて調弦するかで対応しなければなりません。

では十四絃箏で演奏するとどうなるかを考えますと
⑤を中心調弦として定めこれを揚調子と命名し、その調弦
揚調子で上の④と⑤を、揚調子四・九と為・七を上げ
述懐節調子を作りて⑥を、九・四半音上げた
かぎゃで風節調子で①を 一・六・斗を上げ
花風節調子②を、揚調子の九・四半音、三・八・六・斗を上げ
瓦屋節調子で③⑧を演奏するという。本来の八調子が五調子にまとめることが
でき一人で全曲を伴奏するには実に効率的な演奏法です。

第81回ライブ空間「てんてん」の金曜ライブの演目は八種類の曲種を五調子ですばやく調弦し演奏できるという
実演ライブにと考えておりますので多くの箏曲関係者の来場をお持ちしております。




同じカテゴリー(金曜公演)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。