赤田風節
赤田門や(アカタジョウヤ)
閉まるとも(ツィマツトゥン)
恋しみもの門や(クヰしミムヌジョウヤ)
閉まて呉るな(ツィマティクィルナ)
赤田門は閉まっても見物門は閉まっては困ります。という歌意であるが
今回は演奏法と歌唱法にについて述べてみる。
一 演奏法

これは野村流古典音楽保存会工工四の絃楽記号の10項目でその説明で理解できるが(9)について疑問が残る。
「○ 抜音 ○○○三丸拍子の中の○から歌い出すとき初の○に「○ としてある。「○ の前の音をバチの裏で軽く掛けて弾くことを示す。とあるが先人達の音源を聞いてみると、それがないことが多い。保存会の現工工四には確かに三丸拍子の中の ○ には「 があるが私はただ調子を取るための癖みたいなもではなかろうかと考えるがどうだろうか。
「○ を○○○三丸拍子の中の○から歌い出すとき初の○に「○ として、「○ の前の音をバチの裏で軽く掛けて弾くという調子を取るための一つの方法としては良いだろうが箏曲が伴奏として入るときは場合には雑音に聞こえてくるときがあるから注意を要する。
抜音が初めて出たのが御拝領工工四の凡例として「小字 : 小音並に抜音」であろう。松村は癖とも取れる奏法を凡例として記すだろうか。松村の言う「小字」は「小弾(クーバンチ)」であったり、「抜音(ヌジウトゥ)」であったりということである。 つつき
赤田門や(アカタジョウヤ)
閉まるとも(ツィマツトゥン)
恋しみもの門や(クヰしミムヌジョウヤ)
閉まて呉るな(ツィマティクィルナ)
赤田門は閉まっても見物門は閉まっては困ります。という歌意であるが
今回は演奏法と歌唱法にについて述べてみる。
一 演奏法

これは野村流古典音楽保存会工工四の絃楽記号の10項目でその説明で理解できるが(9)について疑問が残る。
「○ 抜音 ○○○三丸拍子の中の○から歌い出すとき初の○に「○ としてある。「○ の前の音をバチの裏で軽く掛けて弾くことを示す。とあるが先人達の音源を聞いてみると、それがないことが多い。保存会の現工工四には確かに三丸拍子の中の ○ には「 があるが私はただ調子を取るための癖みたいなもではなかろうかと考えるがどうだろうか。
「○ を○○○三丸拍子の中の○から歌い出すとき初の○に「○ として、「○ の前の音をバチの裏で軽く掛けて弾くという調子を取るための一つの方法としては良いだろうが箏曲が伴奏として入るときは場合には雑音に聞こえてくるときがあるから注意を要する。
抜音が初めて出たのが御拝領工工四の凡例として「小字 : 小音並に抜音」であろう。松村は癖とも取れる奏法を凡例として記すだろうか。松村の言う「小字」は「小弾(クーバンチ)」であったり、「抜音(ヌジウトゥ)」であったりということである。 つつき