8月3日 土曜日 はれ

かぎゃで風節
上下の綾門 関の戸もささぬ 治まとる御代の しるしさらめ
恩納節
明日からの明後日 里が番上り 滝ならす雨の 降らなやすが
長伊平屋節
凪の伊平屋嶽や うきゃがてる見よる 遊びうきゃがよる 我玉黄金
中城はんた前節
思なしがやゆら 今日の月しらや いつよりもまさて かげのきよらさ
こてい節
めぐて春くれば ときわなる松も 緑さしそへて 色どまさる
御前5節で開幕し今回のテーマ「次第下げとネーヰ」の解説に入った。


この図は協会(世礼)と保存会のネーヰについての声楽記号である。
世礼はネーヰの次には多くは次第下げがくると楽典で説明しているが、
保存会は「次第下げに似たところがあるが発声法が異なる。即ち顎を
稍々前方に出すように下げる」と説明。捉え方の違いが歌にどのように
影響するのだろうか。保存会の教本工工四は図から見ると次第下げネーヰを
次第に下げると解釈しているところに世礼の意図との相違点であろう。
擦弦楽器であれば次第に音を上げたり下げたりできるが声楽でそれが
可能だろうか。世礼が言う一種の発声法であるということを重要視し
研究する余地があろう。






かぎゃで風節
上下の綾門 関の戸もささぬ 治まとる御代の しるしさらめ
恩納節
明日からの明後日 里が番上り 滝ならす雨の 降らなやすが
長伊平屋節
凪の伊平屋嶽や うきゃがてる見よる 遊びうきゃがよる 我玉黄金
中城はんた前節
思なしがやゆら 今日の月しらや いつよりもまさて かげのきよらさ
こてい節
めぐて春くれば ときわなる松も 緑さしそへて 色どまさる
御前5節で開幕し今回のテーマ「次第下げとネーヰ」の解説に入った。


この図は協会(世礼)と保存会のネーヰについての声楽記号である。
世礼はネーヰの次には多くは次第下げがくると楽典で説明しているが、
保存会は「次第下げに似たところがあるが発声法が異なる。即ち顎を
稍々前方に出すように下げる」と説明。捉え方の違いが歌にどのように
影響するのだろうか。保存会の教本工工四は図から見ると次第下げネーヰを
次第に下げると解釈しているところに世礼の意図との相違点であろう。
擦弦楽器であれば次第に音を上げたり下げたりできるが声楽でそれが
可能だろうか。世礼が言う一種の発声法であるということを重要視し
研究する余地があろう。
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